認知症とは、老化に伴う病気の一つで、様々な原因で脳細胞が死んだり、働きが悪くなったりすることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、社会生活や対人関係に支障が出てくる状態(およそ6ヶ月以上継続)を言います。
わが国では、高齢化の進展とともに、認知症の患者数も急増しています。65歳以上の高齢者では、7人に1人くらいが何らかの認知症を患うと見られています。
症状が軽いうちに認知症であることに気づき、適切な治療を行えば、認知症の進行を遅らせたり、ケースによっては症状を改善したりすることも可能です。
- 何度も同じことを言ったり、聞いたりする。
- 物をしまった場所や置いた場所が思い出せない。
- 水道の出しっ放しが多くなる。
- 食事をしたことなど、直前のことが思い出せない。
- 現在の日付や曜日がわからない。
- 自分のいる場所がどこなのかわからない。
- 知人の顔がわからない。
- 季節の感覚が無くなる。
- ひと間違いが多くなる。