うつ病 主な心の病気のご紹介|菜の花こころのクリニック|名古屋市中村区

ご予約・お問い合わせ
052-471-7879・地下鉄東山線「中村公園」駅下車、徒歩2分
うつ病

うつ病

うつ病は、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分や様々な意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続き、また身体的にもいろいろな自覚症状を伴うことの多い、心の疾患です。
つまり、脳がエネルギーの欠乏に陥り、脳のシステム全体にトラブルが生じている状態と言えます。
うつ病の患者数は近年、増加の一途をたどっており、95万人以上にのぼると報告されています(厚労省:平成23年のデータ)。
ですから、うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰もがかかりうる身近な病気であると言えます。

うつ病の症状

うつ病

うつ病は、基本的にはアメリカ精神医学会(APA)が定めた精神疾患の分類指針であるDSM-IV(ディーエスエム・フォー)の診断基準をもとに診断がなされています。
DSM-IVにおけるうつ病の診断基準には、下記の9つの症状が記されています。

  • 気分が沈んでいる
  • 興味がわかず、楽しめない
  • 食欲の低下(増加)、体重の増減などがみられる
  • 寝付けない、夜中や早朝に目が覚める
  • 動作や話し方が遅い、またはイライラして、落ち着きが無い
  • 疲れを感じ、気力がわかない
  • 自分に価値が無い、または生きていて申し訳がないように感じる
  • 仕事や家事に集中したり、決断したりすることができない
  • この世から消えてしまいたいと思うことがある